WOODWORK

明治30年から続く材木専門店

材木専門店
http://woodwork.co.jp/

「WOODWORK(ウッドワーク)」は、明治30年に創業の「下甚商店」という材木屋から出発をした材木と家具の専門店です。

創業から既に110年が経過しているということもあり、過去には都内有名施設や劇場の修理や舞台装置を担当したことがあるという大きな実績を持っているということが特徴になっています。

下甚商店の頃から特徴的だったのが、材木屋でありながらお店に工房をもっていて修理や制作をしてきたということで、その実績が今も職人の技術として伝えられてきています。

「WOODWORK」になってからもその材木選びと制作の一元的なプロセスは守られており、既成品の家具ではちょっと物足りないと感じる人からのオーダーメイド依頼を受けて世界に一つの家具を制作するという営業もされています。

大量生産の安い家具がたくさん出回るようになった現代においてはこうした職人技を伝えるお店は大変貴重で珍しいものとなっており、家具や手造りのインテリアを愛する人なら一度は行ってみる価値のあるお店と言えます。

無垢の木材から作るという技術

「WOODWORK」では工房内での制作活動を定期的にオープンにするなど、制作の工程までしっかりと見せる姿勢をとっています。

見学をしてみてわかるのが、家具制作をするときにはまず無垢の木を切り出すところから始めてそれ組み立てながら仕上げにワックスを塗るという作業をしているということです。

一見ただ切って組み立てるだけのように見えるのですが、実はこの作業では一つ一つ異なる木目に注意をしてその流れに逆らわないように形を整えています。

この技術は一日二日で体得できるものではなく、長い歴史の中で作られてきた職人技術なのでまずはその制作の様子から見てみることを強くおすすめします。

またそうした天然素材を使った家具は、使いはじめの時には形状になじむまで時間がかかってしまいます。

作りたてのときはまだ木が柔らかいのでちょっとした衝撃で傷がつきやすく、オイルがしっかりと定着するまで丁寧にケアをしていかなくてはいけません。

「WOODWORK」では製品を買った人に対して丁寧にケア方法を教えるとともに、必要に応じてメンテナンスも受け付けています。

木製の家具を使うとぬくもりのある雰囲気に

「WOODWORK」で作られた木製家具は、手造りということもあって非常にぬくもりがあり部屋にあると落ち着いた雰囲気を作り出してくれます。

制作する家具はテーブル、椅子、ソファの他に、テレビ台やローテブル、また細かく使えるマガジンラックなどといったものまでさまざまです。

予算が許すのであれば、リビング全体を統一させるために素材を一緒に作るのもよいのですが、まずは一つだけからということなら気軽に相談をしてみることでおすすめの家具を教えてもらえます。