自然に癒やされながら嬉しい効果も
最近は山ガールと呼ばれる女性が増えたこともあり、気軽に登山を楽しむ方が多くなっています。
決して登山を軽視してはいけませんが、自然に慣れ親しみながら良い効果を得ることを目的にして山登りを実践するのはとても良いことです。
自然を感じながら心身ともに癒されるメリットがあり、健康維持や美容にも役立ちます。
登山の効果を知れば知るほど、山に向かいたくなる魅力がたっぷりです。
有酸素運動としておすすめ
登山は効率良く実践できる有酸素運動の一つです。
有酸素運動をすると体に酸素を補給しながら代謝機能を高めることができます。
地上をウォーキングした場合と比較してみると、毎日1時間だけ地上をウォーキングをした時と、一週間に一回だけ登山をした時の消費カロリーはほぼ同じだと言われています。
ウォーキングと登山で同じだけ消費カロリーがあっても、効率良く脂肪を燃焼できるのは登山だと言われています。
これは運動開始後すぐに脂肪が燃焼するわけではなく、だいたい20分前後でようやく燃焼し出すという特徴があるからです。
ゆっくり時間をかけて運動できる登山の方が効率良く余分な脂肪を落とせると考えることができます。
仮に体重50キロくらいの20代の女性が3キロの荷物を背負いながらハイキングコースを6時間かけて歩いた場合、約2000キロカロリーのエネルギーを消費することになります。
これは標準的な女性の摂取カロリーとほぼ同じになります。
かなり多くのカロリーを消費できることから、有酸素運動でダイエットをしたいと考えている方にはおすすめなのです。
自然がもたらす効果
登山は手付かずの自然が広がる山に登って、自然を感じながら運動できるメリットがあります。
たくさんの木々から発せられている物質が人間に良い効果をもたらすといわれています。
特にストレス解消やリフレッシュ効果が高いとされており、日々の喧騒で疲れを感じている方や、なかなかストレス発散できる場がないと嘆いている方にもおすすめです。
適度にストレスを解消することで肌荒れを防ぎ、健康的に過ごせるメリットがあります。
また、天気の良い日に登山を行なうことで日光浴の効果を得られるメリットもあります。
日焼けを恐れて日光浴を避けている方もいますが、太陽の光の働きにより体内に存在するコレステロールがビタミンDに変わる効果を発揮します。
ビタミンDはお肌をキレイに維持するために活躍する栄養素でもあるため、積極的に日光浴をすることが大切だと言われています。
しかし、直接紫外線を浴び続けるのは肌に良くないので、きちんとUVケアを行いながら適度な日光浴を楽しめる登山を実践するのが望ましいと考えられます。